京都「京大生が語る勉強のコツ」、効率的な英単語の覚え方

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効率的な英単語の覚え方

効率的な英単語の覚え方

結論から書きますと、とにかくまず発音して覚えることです。

その理由としまして……例えば「平家物語」の冒頭(ぎおんしょうじゃの・・・)を暗誦してみてください。
・・・  いかがでしょう?多くの方が「ぎおんしょうじゃのかねのこえ しょぎょうむじょうのひびきあり…」と声に出すことができたと思います。ではこれはどうやって覚えたのでしょうか? きっと「書く」のではなく、「声に出して」覚えたことだと思います。

 「平家物語」は中学2年で学習します。習ってから年単位の時間が経っているにもかかわらず思い出すことができるのは、「音」で覚えているからです。ここに効率的な覚え方が隠されています。私たちが言葉を覚えるとき、その言葉のスペリングからではなく、まず「音」で覚えようとします。つまり「書く」のではなく「聞いて」「発音する」ことでその言葉を覚えているのです。

 同じような例は、好きなアーティストの歌を覚えるときにも当てはまります。歌詞をノートに書いて覚えようとするでしょうか?「会いたくて会いたくて震える」と書いたことがあるでしょうか?ないですよね。歌いながら「音」で覚えているのです。

 以上をふまえて、私たちは次のような英単語の覚え方をおススメしています。

①まず単語の意味を確認し、その単語がどのように使われているかを確認する。
②CDを聴いて発音を確認する。
③CDの音声に全く同じように重ねて発音できるよう、繰り返し聴いて発音する。
④和訳を見て書けるようにする。
⑤スペルミスなく書けるようになれば完成!

①:意味だけでなく、使い方も必ず確認して下さい。agree=「同意する」なんて覚え方では、一生英語の成績は伸びません。「例文」や「フレーズ」など、使い方の載っている単語帳を使いましょう。(推奨:中学生「短文で覚える英単語」「キクタン中学英単語」 高校生「システム英単語」「DUO3.0」)

②③:とにかく発音してください。好きな歌手の曲に重ねて歌うように、まったく同じにかぶせられるまで練習する。ある程度正しい発音がわかってきたら、一度CDを止めて、CDよりも速く発音できるように「速読み」練習をする。CDより速く読めないと、CDに合わせることはできません。

④:この段階になれば、英文(フレーズ)を見てきれいな発音が頭に浮かぶようになっているはずです。発音とスペルの対応を確認しましょう。

⑤:「音」で覚えてから、スペルが正しく書けるかを確認するために書くようにしましょう。音も分からないのに書いて覚えようとしないこと!

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