京都「京大生が語る勉強のコツ」、些細なミスこそすぐに直さないといけない!

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些細なミスこそすぐに直さないといけない!

些細なミスこそすぐに直さないといけない

皆さんそれぞれ、弱点や課題はあると思います。英単語の暗記が不十分、計算ミスが多い、数学の〇〇の分野が苦手、字が汚く答案が雑…等。講師はそのような弱点に気づき次第、生徒が克服できるまでくり返し指摘します。しかし、学力自体が伸び盛りのときは、(困ったことに)そのようなタイプのミスや弱点を「些細なもの」として生徒は捉えてしまいがちです。面倒な小さなミスに対処しなくても、トータルで成績が伸びていくので、「まあいいか」と気にならないわけです。

※少し話が逸れますが、「ケアレスミス」という種類のミスはありません。「写し間違えが多い」「スペルミスが多い」「計算途中で符号を逆にすることが多い」など、具体的なミスの傾向が必ずあるはずです。それらを意識せずに漫然と「ケアレスミスに気をつけよう」と言っている限り「ケアレスミス」はなくなりません。自己のミスを分析することから始めましょう。

ところが入試直前期になって、自己の実力が完成の領域に近づき、試験のことを考えるとわずか1点も落とせないという状況になってくる。そうなると上記のような「些細なもの」と捉えてきたミスや弱点が、壁として大きく立ちふさがるのです。実力を全て出しきり、わずか1点も落とさないためには、そのようなミスを克服しなければいけないと身を以って気付くのです。しかし上記のような弱点やミスの傾向は、既にその生徒自身の「悪癖」となってしまっていることが多く、直すのに大変苦労します。入試本番までに間に合うのかどうか、不安になりながら残りの日々を格闘することになります。

もっともそのような「癖」が身につかないに越したことはありません。自分にとっては「今は些細なものと感じる」ことであっても、講師は後々問題になってくることが分かっていて指摘しているので、言われたらすぐに直すよう努力しましょう。

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