京都「京大生が語る勉強のコツ」、自分を変えるため、言い訳しないこと。

京都「京大生が語る勉強のコツ」、自分を変えるため、言い訳しないこと。

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自分を変えるため、言い訳しないこと。

言い訳すんな

今年の受験も終わりまして、新学期にも入り、ようやく落ち着いてきました。全体的な実績としては今年も上々で、大変喜ばしい限りです。ただしこれはあくまで結果であって、私どもが重視しているのはその過程、つまり目標に向けて生徒がどれだけ努力したか、成長したか、です。自分で考え行動する「自主性」を育てるべく今後も指導して参ります。

さて、「単語が覚えられない、用語が覚えられない…」と生徒は言います。「単語覚えるのが苦手だから」「覚えても定着しない」ともっともらしく主張しますが、このセリフのウラの意味は「…だから暗記じゃなくて、自分に合った(=自分にとってラクな都合のいい)やり方でこの問題を解決できませんか?」と聞いているように感じます。…あるわけないやろ。「覚えられてない」ことが原因で苦手になっているという現実を、その原因から目を逸らして解決できるわけがありません。

私どもは勉強を通して精神的な成長をしてほしいと願っています。「精神的な成長」が出来る瞬間というのは、自分の苦手なこと、避けたいことに正面から向かおうとする時だけです。都合が良いように周りを変えるのではなく、自分の苦手なことに向き合って、自分を変えるべく行動しないといけません。ここで言う「苦手なこと」というのは英語や数学などの科目ではなく、コツコツ努力する、暗記するといった「勉強を支える自分自身の行動のこと」です。

自分を変えることを成長と呼びます。それを周りには頼れないのです。

少し話を変えますが、「学力“だけ”」で評価される今は貴重な機会です。社会では「容姿」「家柄」「コネ」などの自分の努力以外のもので評価されることも多くなります。ですが、その評価基準の重要な一つである「学歴」は自分の努力で得られます。学歴は単なる学校名ではありません。その学校へ入るために投じた努力の時間や集中力がそこから想像される、一種の資格(証明)のようなものです。受験は自分の力で未来を変えられる最大のチャンスなんだと気づきましょう。

 

さて、ある科目の苦手の原因がそもそも自分自身の努力や工夫の不足であるなら、己の行動を改善しない限り問題が解決することはありません。問題から目を逸らそうとするのではなく、自分自身を変える努力をしてほしいと思います。

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